♬Ben Harper『The Will To Live』(1997)
十数年前に知人からBen Harperを教えてもらって初めて『Welcome To The Cruel World』を聴いた時は、病体から絞り出すような独特な歌い方に、既存のブルースやソウルシンガーにはない、独自の世界観を感じたものです。本作は3枚目のアルバムですが、Benが両親の影響で幼い頃から聴いていたカントリー、フォーク、ブルース、Led ZeppelinやJimi Hendrixなどのクラシックロックの要素を咀嚼しながらも、結果的に唯一無二の存在感を示す、完成度の高いアルバムとなっています。ピックアップ曲は、ファンクをBenの解釈で具現化した快作🎶
【Pick Up】♬Mama's Trippin'