CountrySoulの音楽台帳

管理人のお気に入りディスク紹介

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

♬Ornette Coleman『New York Is Now!』(1968)

自分にジャズなんて語れるべくもないんですが、このアルバムは自分の数少ないジャズコレクションの中でも最も早いうちに入手していたものです。きっかけは、新卒で初めて入社した会社の上司がジャズマニアで、六本木のサテンドールに若き日の大坂昌彦のライ…

♬The Mavericks『Music For All Occasions』(1995)

自分にとってカントリーミュージックは「秋」も深まる頃のイメージが強く、果たして「夏」向きのカントリーはないものかと思いを張り巡らしていました。ここ数年のヒットカントリーもドライブ中のBGMとしては良いのかも知れませんが、自分のような古典趣味者…

♬The Persuaders『Best Thing That Ever Happened To Me』(1974)

サザンソウルに代わって、70年代以降ノーザンソウル系のグループが隆盛を極めました。結成された地域によって大きくフィリー系、シカゴ系、ニューヨーク系に分かれているようですが、それぞれどういった音楽的違いがあるのか、自分は今でも良く理解出来てい…

♬New Trolls『Concerto Grosso Per I』(1971)

プログレは詳しくないんですが、一時収集していた時期があり、ブリティッシュロック以外ではジャーマンロックとイタリアンロックを好んで聴いていました。New Trollsについては、この『Concerto Grosso Per I』と『Concerto Grosso Per II』(1976)を所持して…

♬The Outlaws『Lady In Waiting』(1976)

The Allman Brothers Bandを筆頭に、70年代に隆盛を極めたサザンロックの一角を担ったグループ。南部ロックスタイルに西海岸的な美しいハーモニーを取り入れた個性的なバンドでした。本作は2枚目となります。バンドの中心人物であるHenry Paulは3作目を発表…

♬Brewer&Shipley『Down In L.A.』(1968)

"One Toke Over The Line"のヒットで有名なフォークロックデュオのファーストアルバム。二人ともアメリカ中西部の出身ですが、デビュー作はLAで制作され、A&Mから発売されました。バックはHal BlaineやLeon Russellなどのいわゆる"Wrecking Crew"と呼ばれるL…

♬Ben Harper『The Will To Live』(1997)

十数年前に知人からBen Harperを教えてもらって初めて『Welcome To The Cruel World』を聴いた時は、病体から絞り出すような独特な歌い方に、既存のブルースやソウルシンガーにはない、独自の世界観を感じたものです。本作は3枚目のアルバムですが、Benが両…

♬Stephen J. Preston『Fat Tuesday's Gonna Be Sweet』(2008)

Pop

この人のバイオや音楽的コネクションについては全く不明なんですが、鍵盤弾きのシンガーソングライターで、大抵のCD販売店やSpotifyなどでも聴くことができます。アルバムジャケットはちょっとあれですが笑、中身を聴けばE.L.OやBen Foldsを連想させるポップ…

♬k.d. lang & the Reclines『Angel With A Lariat』(1987)

もう四半世紀以上前ですが、中野サンプラザに観に行きました。ポップに転向してさらに成功したけど、やはり敬愛するPatsy Clineを歌うk.d.が個人的には最高🎶 【Pick Up】♬Three Cigarettes in an Ashtray www.youtube.com

♬私を構成する9枚

遅ればせながら私を構成する9枚を作ってみました。さすがに9枚に絞るのは至難の技ですね。聴き込んだ回数というよりは、自分の音楽嗜好や方向性に影響を与えたアーティストという意味で選定しました。結果的に古いのばかりになってしまいましたが、簡単に解…

♬John Legend『Live From Philadelphia』(2008)

ライブ盤だと生演奏中心でJohnの歌も演奏も迫力があるのに、スタジオ盤だとなんかイマイチに感じるのは、自分がKanye Westと相性が合わないからなのかな ?ちなみにリンク先は別のライブです🎶 【Pick Up】♬Heaven www.youtube.com

♬Vince Gill『I Still Believe In You』(1992)

カントリーロックからブルーグラス、選曲のようなAORタッチの曲までこなす、守備範囲の広いカントリーシンガー。このアルバムも昔ドライブ中によく聴きました🎶 【Pick Up】♬Don't Let Our Love Start Slippin' Away www.youtube.com

♬George Jackson『In Memphis 1972-77』(2009)

サザンソウルでは知らぬ者のいないProlific Songwriter。経歴を見るとMemphisとMuscle Shoalsを行ったり来たりしてるようですが、この曲はSounds of Memphis/MGM時期に発売されました🎶 【Pick Up】♬How Can I Get Next to You(1974) https:// www.youtube.com

♬Jeffrey Foskett『Thru My Window』(1996)

Pop

梅雨が明けて夏本番になると聴きたくなるアルバムです。ビーチボーイズのパクリ言うことなかれ。オリジナル、カバー曲とも素晴らしい楽曲揃いです。選曲はサンレイズのカバー🎶 【Pick Up】♬I Live For The Sunttps:// www.youtube.com

♬Donnie『The Daily News』(2007)

クラシックソウルを2000年代の感覚で表現された傑作(と思っている)。911、ドラッグ、人種問題、殺人事件、幼児虐待など内容が重いので、比較的穏やかな曲を選んでみました。Marvin Gayeの遠縁🎶 【Pick Up】♬If I Were Youhttps:// www.youtube.com

♬ガロ『GARO3』(1972)

アルバム『GARO3』収録。はっぴいえんどがBuffalo Springfieldなら、ガロは CSN&Yを志向していた。全曲自作のファーストかこのサードがお薦め🎶 【Pick Up】♬木馬

♬Little Milton『The Very Best Of』(2007)

私はソウル・ブルース中心の"countrysoul"、カントリー中心の"countryjazz"の二つのYoutubeチャンネルを持っていますが、この曲は"countrysoul"での再生回数最多の曲です🎶(81万回再生) 【Pick Up】♬Walking the Back Streets and Crying(1972) https:// www.y…

♬The Bellamy Brothers『Bellamy Brothers』(1976)

76年全米NO.1ヒット。活躍のフィールドをカントリーに移してからも良い作品を沢山残していますが、初期の西海岸産のポップカントリーもいいですね🎶 【Pick Up】♬Let Your Love Flowhttps:// www.youtube.com

♬Marcus Miller『Another Side Of Me』(2006)

2007年にBlue Note東京にMarcusを観に行きました。本作はMarcusがセレクトしたコンピレーション盤で、SnakesはDavid Sanbornのアルバム"Upfront"(1992)より🎶 【Pick Up】♬Marcus Miller ft.David Sanborn/Snakes www.youtube.com

♬Beau Williams『Stay With Me』(1983)

コアなサザンソウルを期待していた自分には、購入当初は特に何も感じなかったけど、昨今のAORブームを経た上で改めて聴き直してみると、グルーヴィーで歌の上手いシンガーと実感しました🎶 【Pick Up】♬Stay With Me https:// www.youtube.com

♬Ronnie Milsap『Milsap Magic』(1980)

MemphisやMuscle Shoalsで録音されたデビュー後の数作は売れなかったが、カントリーに転向して成功しました。この曲はFrankie MillerやZ.Z.Hillなども取り上げているが、やはりRonnie版が一番気持ち良く聴けます 【Pick Up】♬Why Don't You Spend The Night …

♬Bill LaBounty『The Right Direction』(1991)

AOR

当時のAORリバイバルに呼応する形で発売されたようです。Restless HeartのDavid Innisが作曲にクレジットされていたので、この曲を取り上げてみました🎶 【Pick Up】♬The Right Direction https:// www.youtube.com

♬Tedeschi Trucks Band『Let Me Get By』(2016)

スタジオ盤では、楽器だけで常に10パート以上ミックスされているのに、サウンドプロデュースがいつも完璧なのは、Derek Trucksが完璧主義者ということなのでしょうか? 【Pick Up】♬Hear Me www.youtube.com

♬Brinkley Schwarz『Despite It All』(1970)

一応英国パブロックという括りになるようですが、デビュー当初からアーシーなカントリーロックを志向していたことが伺えます。Nick Loweがこういうの好きなんでしょうね🎶 【Pick Up】♬Country Girlhttps:// www.youtube.com

♬The Fifth Avenue Band『The Fifth Avenue Band』(1969)

シティポップの先駆的バンドですが、録音は西海岸となっています。確かにこの時代の音にしては洗練されていますね。Nice FolksやOne Way Or The Otherなどがお気に入り🎶 【Pick Up】♬Nice Folks https:// www.youtube.com

♬Freddie McGregor『Masterpiece』(1997)

90年代にレゲエブームがあったと記憶しています。レゲエに関してはほとんど無知ですが、このアルバムは当時車の中でメチャクチャ良く聴きました🎶 【Pick Up】♬If Love Was to Die For(ft.Papa San) www.youtube.com

♬Sergio Mendes & Brasil '66『Stillness』(1971)

'66のアルバムはこれしか持っていませんが、デビュー作に比べボサノバ色は薄れ、フォークロック・SSW的アプローチとなっています。Joni Mitchellのカバー曲がお気に入り🎶 【Pick Up】♬Chelsea Morning https:// www.youtube.com

♬Mary Chapin Carpenter『Shooting Straight In The Dark』(1990)

カントリーシンガーには珍しく南部出身ではないんですね。子供の頃日本にも住んでいたようです。Beausoleilの奏でる軽快なケイジャンビートが心地良い🎶 【Pick Up】♬Down At The Twist And Shout https:// www.youtube.com

♬Latimore『Dig A Little Deeper』(1978)

この人も1960年代からとキャリアの長いサザンソウルシンガー。声の好き嫌いは分かれそうだけど、このGeorge Jackson作曲のバラードはいいですね🎶 【Pick Up】♬Ain't Nothing Like A Sweet Woman's Love https:// www.youtube.com

♬Willie Clayton『Ace In The Hole』(1995)

1960年代から今日までコンスタントに活動を続ける実力派ソウル・ブルースシンガー。曲名から一瞬3◯の歌かと誤解しますね?笑 【Pick Up】♬Three People (Sleeping in My Bed) ft. Lynn White www.youtube.com